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データを全工場でそろえるデジタル・自動化推進中(効果は見込み)

APP(インドネシア)

全工場の製造実行システム(MES)の統一と、SAP 基幹システムとの統合

海外の製紙メーカーが公表した事例です(GAMATCHの支援事例ではありません)。

課題

1999年から SAP の基幹システムを使ってきた APP が、受注から出荷までの業務を単純化・標準化し、部門間の協働を高めるため、全社プロジェクト Garuda+ を始めました。

測る・判定・知らせる・対応・効果

  1. 測る

    生産工程の情報と、自動化システム・機械センサーのデータ(見込み)

    • センサーの種類・計測点数・データの頻度:公表なし
    • 各工場の計画・生産・品質・倉庫を標準 MES(TIPS)で管理
    • TIPS を基幹システムの SAP S/4HANA と統合
  2. 判定

    全工場・全事業部に共通の標準業務プロセスを設計して実装

    • 製品の仕様TIPS の製品一般は、分析とAIで傾向の予測・根本原因の把握を支援
    • 警報の有無・条件:公表なし
  3. 知らせる

    出力:工場の全操業のリアルタイムで透明なデータ(APPの説明)

    • 集めたデータを経営層の意思決定に活用(見込み)
    • 通知の手段・相手:公表なし
  4. 対応

    工場の利用者がモバイル端末とスキャナーで手作業を削減(見込み)

  5. 効果

    APP の説明(数値なし):業務プロセスの効率化・自動化、データと分析の質の向上による意思決定の支援

灰色の文字は、公表されていない項目です。

「製品の仕様」は提供企業の製品の説明で、この事例での設定は公表されていません。

事例の概要

工場・製品
OKI 工場、Pindo Deli Karawang など(インドネシア):パルプ・紙・ティッシュ
始めた時期
2021年11月に全社プロジェクト Garuda+ の第1段階を開始
試行の範囲
2022年6月からの第2段階で、選んだ先行導入の拠点に導入
展開
2022年11月にインドネシアの4拠点を対象と宣言
提供元
SAP(S/4HANA)、Tieto(製造実行システム TIPS)
使ったAI・DX
各工場の標準 MES(TIPS)と基幹システム SAP S/4HANA の統合(AIの使用なし)

成果

  • APP は、データと分析の質が上がり、意思決定を支えていると説明しています。
  • 稼働した工場の数と効果の数値は公表されていません。

人の動き

集めたデータを経営判断に使います。

導入の経緯

2021年11月
Garuda+ の第1段階(Quick Win)を開始:周辺システムの導入と、全社共通の業務の型の設計の準備
2022年5月
第1段階が完了
2022年6月6日
第2段階を開始(2A:全工場・全事業部に共通の標準業務プロセスの設計、2B:SAP S/4HANA で選んだ先行導入の拠点への導入)
2022年6月の計画
計画:予算の計画・連結(BPC)の強化を2022年末に稼働
2022年11月
OKI 工場で、生産・倉庫・調達の各部門に変更点を説明し、変革の推進役の会合を開催
2022年11月
先行導入の拠点の米国 TBU US で、第2・3波のキックオフ(17日)
2022年11月28日
インドネシアの4拠点(Pindo Deli Karawang・CMI・The Univenus・ATL)を対象と宣言し、工場長・運営委員会・Accenture が出席
2023年4月
MES の提供企業に Tietoevry を選定と公表(Head of Automation が説明、業界誌の転載)
目標
目標:Industry 4.0 の取り組みとして、3〜5年で「スマート製造工場」の実現

出典

各社の公表資料に基づく整理です(2026年10月に確認)。

導入後も運用を続けているかは公表されていません。

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