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エネルギー使用量を減らすAI

ストラエンソ(フィンランド)

AIによる蒸気・電力需要の予測(フィンランドの1工場で試行)

海外の製紙メーカーが公表した事例です(GAMATCHの支援事例ではありません)。

課題

エネルギー市場の変動が大きくなるなか、計画停止・計画外停止にすぐ対応できるよう、蒸気と電力の需要を、特に24時間先まで、ほぼリアルタイムで予測する必要がありました。

測る・判定・知らせる・対応・効果

  1. 測る

    過去1〜2年分の工程データ(項目の内訳は公表なし)

    • 停止計画・生産計画、淡水温度、気象の実績と予報
    • 学習データを予測ツール EDPT に投入
    • EDPT は Azure のクラウドで稼働し、エネルギー管理システムに統合
  2. 判定

    AIモデルが、製品の生産に必要な電力・蒸気の量を自動で推定

    • モデルの方式・予測の期間・更新頻度:公表なし
    • 予測の精度の数値:公表なし
  3. 知らせる

    出力:電力・蒸気の需要の予測値(ねらいは特に24時間先)

    • 予測の結果を Power BI でも閲覧
    • 既存のエネルギー管理システムの中で裏で稼働
  4. 対応

    運転員の日常業務をほとんど変えずに支援

  5. 効果

    実績(ストラエンソの担当者の発言、精度の数値の公表なし):定常運転で良好な結果

    • 展望:発電所とエネルギー市場の運用の最適化に活用

灰色の文字は、公表されていない項目です。

「製品の仕様」は提供企業の製品の説明で、この事例での設定は公表されていません。

事例の概要

工場・製品
ストラエンソのフィンランドの1工場:工場の蒸気・電力の需要予測
始めた時期
公表なし
試行の範囲
フィンランドの1工場
展開
展望:予測の情報のほかの活用を調査中(2025年12月の公表の時点)
提供元
Nortal(共同開発)、Microsoft(Azure・Power BI)
使ったAI・DX
製品ごとに必要な電力量と蒸気量を自動で推定する需要予測AI(Nortal と共同開発)

成果

  • Nortal の事例によると、定常運転で良好な結果が出ました。
  • 数値は公表されていません。

人の動き

運転員の日常業務をなるべく変えずに支える設計です。

導入の経緯

数年前
正確なエネルギー消費の予測を、事業の優先事項の基盤と位置付け
目的
ねらい:エネルギーコストの削減と、販売製品1トンあたりのエネルギー使用の削減
試行
フィンランドの1工場で試行
2025年
ストラエンソの担当者らが、フィンランドの展示会(Subcontracting Fair 2025、Tampere)で発表
2025年12月の公表時点
展望:予測の情報を使った、ほかの活用の機会を調査中

出典

各社の公表資料に基づく整理です(2026年10月に確認)。

導入後も運用を続けているかは公表されていません。

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